ベラドンナという花をご存知でしょうか?
古来より、薬草として使われてきた花で
摂取量によっては命を落とすことも有ります。
魔女の草と言われていた程の毒性も持っています。
ベラドンナに含まれるアトロピンスコポラミンなどは
現在の医療現場でも使用されています。
例えば、眼科の検診で使用する
瞳孔を開く為の点眼薬、硫酸アトロピンがあげられます。
ルネッサンス時代のヨーロッパの貴婦人たちは
この瞳孔を開く薬効を利用して
瞳孔の開いたキラキラして目にしていたそうです。
今で言うカラコンみたいなものだとは思うのですが
目がおかしくなったり失明したりという事故も多かったみたいです・・・
カラコンやレーシックも事故は多いですから
時代は変われど、人間が外見の美しさや
利便性を求める手段や行動って
似た様なものなのかも知れませんね。
瞳孔開いてたらヤバイ人にしか見えないと思うのですが
美的感覚は現在とはかなり隔たりが有るのかな
コメント